かっこいい手

しばらく前に、指導碁で久保先生にかっこいい手を教えていただきました。忘れないうちにここに記しておきます。

3子局。右図は黒1に対して、白が2とノビたところ。さて、黒の次の一手はどこに打つべきでしょうか?

先生が示して下さったのは、右図の黒1。私の第一感も黒1だったのですが、次に白2と打たれた後の黒の着手が分からなかった。黒Aと押さえると、5の十にアタリされて打つ手がない。ところがここで、黒2というかっこいい手があるということを示していただいた。よくある手筋らしいが、私には初めてである。後の変化はみなさんで確認してみて下さい。

ちなみに、実戦では黒1ではなく、黒2とサガリを打ちました。

かささぎ

(2010.7.4)


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