黒1、あるいは、黒aと打つのが普通。
ところが、黒1とツケてきた。これに対して、白2は完全に気合負け。
以下、黒9までとなった。ここで重要なのは白からどのようなシチョウアタリを打たれても、
黒9と抜くことである。この結果は、置石の働きが満点で、3子局が4子局になった感じである。
せめて、白は白2とノビルべきであった。以下、黒7までの別れが予想される。
これでも、黒良しである。
では、白はどのように打てばよかったのか。ここは断固白1とハネ出すべきところであった。
この後、白4までは必至である。以下、難しい戦いが予想されるが、白の望むところである。