参考図 |
解答が遅くなってしまって、ごめんなさい。遅れた理由は寄せられた答が私の考えかたとあまりに違うものが多くあったので、もう一度、貴公子に確認したかったからです。
さて、貴公子の推薦は黒1の押さえ。貴公子が示してくれた最初の推奨手は黒Aだったのですが,黒1に置き換えられました。14の十七の白一子の動き出しの味を封じ込んでおくことで、黒15の十二のカケが打てるとのことでした。黒Aでも、まだ動き出してくるかも知れません。残念ながら、黒1、黒Aとも正解者はありませんでした。
私の打ったのは謫仙さんの回答と同じで黒Bの下辺への一間ジマリでした。黒1、黒Aに次ぐ次善手という評価でした。
意見が多かったのは、黒Cと黒Dの左辺へのシマリでした。亜Qさん、マーベラスさん、こもりんさんから寄せられました。こちら側へのシマリの意見が多かったのが私が戸惑った理由です。ここは、左上の白が鉄板の強さを誇っていて、剣先を伸ばしているところです。こちら方面に近づきたくありません。下辺を好き放題荒らされます。
ototoさんの黒Eは、こもりんさんが書かれているように、黒が7の二の渡りを打っているので白2子が軽くなっています。今打つところではないでしょう。
第三譜(34-53) |
実戦は、黒34の後、貴公子はすぐに白37のアテを利かしました。このアテが打てるとホッとするといっていました。
そして、白39の動き出し。黒44は気合い。後は白53まで一本道です。
では、次の問題。黒54はどこでしょうか?問題として出されると簡単かな?
かささぎ
(2009.1.18)