耳赤・恥の一手 梵天丸編@

第一譜

1/17(土)例会の後の一杯会で亜Q先輩より、耳赤・恥の一手の第三段を是非ともお願いしたいとのご依頼がありました。当日貴公子先生にご指導戴いた際、隣席に亜Qさんがいらして、1年に1回もない僥倖に思わずニンマリしていた私を横目で見て、「断るハズがない・・・」と読まれたものと思われます。のせられてしまった感と、ヘボ碁を晒す気恥ずかしさ、それにもまして先生のご指導の「意図」や「こころ」を皆様にお伝えできるのか等々で、少々躊躇いを感じましたが「何かしら楽しそうな雰囲気」を感じトライしてみる事にしました。画面製作等はかささぎさんのご支援を賜りたくよろしくお願いいたします。以上大変僭越とは存じますが、ご参考になれば幸いと思い筆を執らせて戴きます。

局後の手直しの際、貴公子先生から37手目までは特に問題手はないとのお言葉を戴きました。3子局の白コモクへのカカリは大ゲイマに決めています。大きく損するようなワカレになり難いように思っています。本譜も左空き隅はまずまずの立ち上がりかと思いました。黒22は本譜のようにケイマに受けていて十分との事です。白19と白21の間は広いようだが左上の黒に色々キキアジがあるので、間を割るところではないとのこと。

次の黒38を考えてください。私の打った手に対し先生は「置き碁なのでこれで十分との考え方もあるが、互い先的感覚ではここに打つ一手です」と別の位置に黒石を置き変化図を示して下さいました。

梵天丸

(2009.2.8)


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